代表挨拶

「あと3人欲しいんだけどさ、求人広告にカネかけて
人がくればいいんだけれどね・・・」

 

そうボヤく社長の言葉を、今でも覚えています。

心の内では

「嫌になっちゃったよ、俺。
もう疲れたよ。助けてよ」

とおっしゃっていたのだと思います。

その社長は、ほどなくして会社をたたみました。
3年前の話です。

「自分に出来ることは、やったじゃないか・・・」

 

私は、自らにそう言い聞かせました。

しかし、一方で

「人の専門家として、力を尽くしたのだろうか」

 

と心のどこかに後ろめたさもありました。

この事件を思い出すとき、創業期のことを思い出します。

ある卸売業で麺類を販売している会社から
就業規則を作り直したいというお話を頂きました。

創業は何と明治時代。
130年余り続く伝統ある企業です。

当時は、まだまだ駆け出しだった私。

従業員の皆さんに向けて説明会も開催したりと
精一杯やらさせて頂きました。

しかし・・・

ほどなくしてその会社が倒産することを知りました。

負債額は、2億。自己破産の道をたどりました。

「いったい何が起きたのだろう」

「何故相談してくださらなかったのだろう」

 

そして何より

「私ができることは、もう本当になかったのか?」

あのような苦い想いはしたくない。
心の底からそう感じました。

あれから3年。

弊所も事務員を採用するようになり、
活躍してくれています。

人の専門家として、採用でお困りであれば、
それを何とか改善する
一手をひねり出そう。全力で模索しよう。

同時に、法律実務家としてお客様のお困りごとを
全力で解決する体制を築いていこう

そう決意しました。

少子高齢化の時代です。

今後も、中小企業において人手不足は
相当深刻な経営課題となるでしょう。

ですが、会社はどのような外部環境の変化があっても
生き続けなければなりません。

私どもは「人材が集まる会社」を支援する
専門家集団として、これからも力を尽くしてまいります。

当事務所の経営理念

一.私たちは、法律実務に携わるプロ集団として社会的使命を全うし、中小企業の永続的発展とそこで働く人たちの質の向上に貢献します

一.私たちは、信頼関係を構築し続けるとともに、相互誠実を旨とし、対等のパートナーシップを実現します

一.私たちは、関わる人たちの成長と幸せを支援し、豊かな人生の実現を支えます

チームケイツの価値観

・相互理解ができるよう
 関係性を見直し続ける

・精神性を大切にする

・お互いの個性を認めあい、
 ユニークな存在を目指す

・チームメンバーの内面理解に重きをおく

・仕事を通して自己表現又は
 自己実現ができるように
 お互いに関係性をつくっていく

・お互いの個性を尊重しあう環境を構築し
 よい状態を保ち続ける

・チームは自由な場所であり、
 安心と安全が保たれるようにする

・自らの「強み」を認識し、鍛え続けることで
 プロフェッショナルであろうと自然体で努力する

・感性を豊かに保つ。それにより、
 お互いの関係性がより豊かになっていく
 
・お互いの仕事のクオリティーを称え合う。

・相互に誠実であることを心がける 

・自らの仕事に誇りと責任を持つ

・フィードバックを受けることで
 自らの業務が洗練されていくことを
 実感していく

・私たちのチームは理念、価値観を大切にするが、
 とらわれることはない

この価値観は、暫定的なものである。将来的に変わっていく可能性がある。